2015年も今日でおわりです。
事務所とは関係ありませんが、11月に急逝した母の思い出を書かさせていただきます。
お惣菜屋さんを営んでいた母。年末は毎年一番忙しくしている時期でした。おせち料理の仕込みで、朝早くから夜遅くまで、毎日家とお店で煮物を作っていました。家の中には煮物の香りが広がり、換気扇の音が響きます。
大晦日の夜は、残念ながら売り切れなかった料理を持ち帰って来て、晩ごはんのおかずにします。どれも美味しいので、食べ過ぎに注意です。
母が楽しみにしている紅白歌合戦をテレビで流し、年越しそばを作って食べます。年末の忙しさから開放されて、年始はいつから仕事で、それまでゆっくり休めるね、と話すのがいつもの年末でした。
今年の年末は、静かな年末です。匂いも香ってきません。
テーブルにたくさんの母のお惣菜が並ぶこともありません。
そこで母のことを残念がっても、母は喜ばないと思うので、僕が好きだった煮物を作ってみることにしました。
角麩です。ちょっと味が薄かったので、次回はもうちょっと濃くしてみます。
こんにゃくです。なかなかいい味になりました。
さといもです。失敗でした。味も薄いし、ぬめりが出すぎました。
母の味には遠く及ばないけど、煮物を作るのも面白いことを知りました。
また、挑戦します。
上棟の時、何件か母の仕出し弁当を頼んでいただきました。ありがとうございます。
とても喜んでもらえたことを、母に伝えると、本当に喜んでいました。
どれも本当に美味しかった。
お母さんありがとう。
夏には鮎の甘露煮に挑戦したいと思います。
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