ゴールデンウィーク。TMLの全国オフ会に行くことにし、どうせなら建築見学も絡めたいと、近くの建築を探したら、いつかは行きたいと思っていた犬島がそれ程離れていない場所にあることに気づき、初日の午前中に行くことにしました。
ネットで情報収集
ララ(ゴールデンレトリバー)も連れて行きたかったので、まずはネットで情報収集。
宝伝港から犬島までの定期船の情報。
・6:25
・8:00
・11:00
午前中はこの3便。
ネット情報で美術館が10時からのオープンだったので、8:00の便に乗ることに決定。
大型犬と一緒に乗った記録はありませんでしたが、ケージに入れればOKという情報がありました。
ケージにいれたままララは運べないので、バーレーのペットキャリーならそのまま乗り込めるし、犬島で暑くてもララがいいかな、と思いこの組み合わせで大丈夫かどうか、宝伝港に電話で問い合わせしました。
定期船問合せ先:あけぼの丸 電話 086-947-0912
・5月3日に犬島に大型犬と一緒に渡りたいこと
・ケージではなく大型犬なので、ペットキャリーに乗せて乗船したいこと
以上を伝えました。
すると、5月3日は年に一度のお祭りのため、島に渡る人が多く、乗船できるかどうかわからないことと、車輪の付いたペットキャリーでの乗船は難しく、ケージであればいいのですけどと言われました。
このままでは、ララと一緒に行くのは難しいかなと思いましたが、他に渡る船はないかと諦めずにネットで検索します。
すると、久々井のあすか汽船という会社からチャーター船がでているという情報がありました。
地名を調べると備前市に久々井という地名がありました。とりあえず、役所に電話して、あすか汽船という会社があるか調べましたがありませんでした。
よくよく考えると、備前市から犬島まではかなりの距離があります。
改めて久々井を調べると、宝伝港の西隣りの区域が久々井でした。
岡山市の役所に電話して、あすか汽船という犬島にチャーター船を出してくれる会社があるか問い合わせました。
すると、名前はちがうけど船を運行している会社を紹介してもらえました。
早速電話すると、留守番電話にもならずFAX受信になって切れてしまいます。何度か電話してその状態だったので、FAXで問い合わせしました。
その後、電話がありお話ができました。
・今はチャーター船はやっていない。
・たまに問い合わせがあって困っている。
・ネットにあがっている情報には困っている。
・削除するようにお願いしてある。
ということでした。
残念ながら、あすか汽船さんはもうなく、チャーター船もやってないということでした。
ちなみに宝伝港の定期船でもチャーター船を頼むことできます。
ただ、2人+1匹ではちょっとお高いです。
乗船の方法
ペットキャリーで行くことができなくなったので、犬島に渡るにはケージを使うしかありません。
ケージというと、
こういったハードタイプのものを考えて、普段車に載せているものを持っていかないといけないかな、と思いました。
博美さんと二人で抱えてなんとか、船に乗り込めるかな、と。邪魔だけどしょうがない。
そんなことを考えていた時、思い出しました。
ソフトケージがあったことを。
ソフトケージで無事乗り込むことができました。
ララにはハーネスを付けて、片手で吊り上げることができるようにしておきました。
乗船時は、ララを持ち上げて、船に乗り込んでからソフトケージの中にいれました。
ララは船に直接足を触れていません。
乗船前に、スタッフの人に乗船できることを確認してから乗り込んでいます。
ララのハーネスはこのラフウェア パリセーズパックの古いタイプでバッグ部分を外して使っています。元々山登りでララに自分の水やご飯を持ってもらおうと思って購入しましたが、足や腰に負担があって良くないかなと思い、一度もバッグ部分は使っていません。
ハーネスをしっかり締めて、手持ち部分を持つと、約30キロのララをなんとか片手で持ち上げられます。最初は暴れますが、すぐに落ち着いてくれます。
UFFWEAR 2017 DOG HARNESS
バッグなしのタイプ
無事、宝伝港から犬島へララと一緒に渡ることができました。
ソフトケージは折りたためるので、便利です。
定期船に乗り遅れた(チャーター船)
無事、犬島へ渡ることができたのですが、この時、実は8時の定期船に間に合いませんでした。
ゴールデンウィークの高速道路。ただでさえ車の量が半端ない。下りるインターチェンジまであと一つというところで、事故が発生して渋滞。
幸い通行止めにはならなかったので、よかったのですが、定期船には間に合いませんでした。
駐車場に到着したのが、すでに8時過ぎ。
駐車場の係の人に話すと、定期船はすでに出た後とのこと。次の定期船は11時。それまで時間があるので近くのおすすめスポットを紹介してもらいました。時間を潰すしかないかなと諦めようとした所、駐車場にはキャンプ道具を運ぶ団体さんの姿がありました。
係の人に聞くと、チャーター船で犬島に渡る人達とのこと。
とりあえず、宝伝港に行ってみると、先程の人達と、一緒に行くらしい人。
ダメ元で、チャーター船に一緒に乗せてもらえるようお願いしました。
快くOKしてもらい、船会社の人もチャーターした人達の了解がもらえていれば大丈夫とのことでした。
おかげで、無事乗船できました。
ただ、犬を怖がる子もいてかわいそうな思いをさせてしまいました。ごめんね。
料金も定期船と同じ金額(記憶違いかも)で、自分たちでチャーターするよりかなりお値打ちになりました。
料金は乗船前に支払い、ララは無料でした。
9時過ぎに犬島に到着しました。
美術館も9時にオープンしており、まだこの時間に渡ってくる人達がいなかったため、犬島精錬所美術館はほとんど貸し切り状態で鑑賞することができました。
ネット情報では美術館のオープン時間は10時となっていたので、得した気分でした。
帰りは定期船
楽しかった犬島訪問。
13:20の定期船で宝伝に帰ろうと港に向かうと、たくさんの人達が行列を作って船を待っていました。
船が到着して、たくさんの人が犬島にやってきます。それと入れ違いに行列が少しずつ船に吸い込まれていきます。
船にはたくさんの人々。ララのケージを載せるスペースを確保するのは難しそう。やがて船は定員に達しました。
結局、その定期船に乗り込むことができませんでした。
でも、すぐに違う船が来るということだったので、それを待つことにしました。
船を見送り、その後船がやってきました。今回の船にはお客さんは乗っていません。
先程の船に乗り込めなかった人達が乗り込みます。僕たちはある程度の人達を見送った後に、ララを抱えて乗り込みました。
行きのチャーター船は、直接後部のデッキに乗り込んだので、すぐにケージを開けてララを入れることができましたが、帰りの船は、中央の入口から入りました。ララを抱えて客席を通って、後部のデッキに移動。ソフトケージを広けてララをいれました。
先の船より、混雑していなかったので、余裕を持ってララを乗船させることができました。
宝伝に到着。
ララを再び抱えて、中央の出口からでて、料金を支払って帰ってきました。
行きの定期船に乗り遅れた時は焦りましたが、いろいろと偶然が重なり、運のいい犬島訪問になりました。
犬ノ島の犬石様がララの訪問を歓迎してくれたのかな^^
問い合わせ先
記録をすぐ書けばよかったのですが、3ヶ月以上たったので間違いがあるかも知れません。
事前に問い合わせてから行くのがオススメです。
定期船あけぼの丸: 086-947-0912
犬島アートプロジェクト:086-947-1112
犬島。犬の名前を冠した島名。犬と一緒に行きたくなりますね。
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