最近は、地盤改良をすることが多くなりました。
もちろん、地盤の強度が十分な場合には補強はしていません。
軟弱な地盤を強くすることは、長く生活していく上で安心に繋がります。
地盤の補強方法にもいろいろな種類があります。
昨年、ゼネコンから「ハイスピード工法」という工法を紹介を受けました。
いいものと感じたので、サイトの登録にも賛同しました。
リンク(コメントが変ですが。。)
先日、メールで工法について問い合わせを受けたので、
改めてブログでも紹介します。
HySPEED工法は田や畑等、軟弱な地盤で柱状改良が必要な地盤に向いています。
HySPEED工法のメリット
①土壌汚染、地下水汚染の心配がありません。(環境に配慮した工法)
通常のセメント系硬化剤を使用した場合、六価クロム等が発生する可能性があります。
②土地評価の下落がありません。
あまり考えたくありませんが、家を取り壊すことになった場合、更地にするには地中に埋まった物も撤去しなければいけません。通常の柱状改良だと、施工費以上に撤去費用(約100万円/25坪程度)が必要ななります。
ハイスピード工法は、産廃扱いにならないために、撤去の必要がありません。
③唯一の液状化防止工法
ハイスピード工法:Q&A
Q 通常の地盤改良に比べ、地震に強いですか?
A セメント系の柱状改良ですとせん断力がかかる部分は折れる可能性があります。
HySPEED工法の場合は地盤そのものを強くし、地震の揺れによる共振を和らげる効果があります。
又、地盤に揺れに対し柔軟に対応し、たわむイメージです。
Q 柱状改良と比べて価格は何倍くらいですか?
A 物件によって様々ですが、柱状改良と比べほぼ同レベルか、高くても5%~10%の範囲と思います。
物件によっては、杭長が短くなり、柱状よりコストが下がる事もあります。
Q 保証は付くのですか?
A 施工後、現地での平板載荷試験を実施し、大手地盤保証会社の20年保証が付きます。
Q 平屋を建てた後に、解体して2階建てを建てることは可能ですか?
OKの場合、耐力不足の時は追加することはできますか?
A 通常木造平屋でも設計荷重20KN/㎡で設計しますので、木造2F建てなら(同じ20KN/㎡)砕石パイルは又使えます。
基礎の配置が変われば足らない場所は増し打ちが必要です。
設計荷重が30KN/㎡、50KN/㎡になった場合は、再設計の必要があります。(以前の杭も考慮しての設計になります)
より詳しく知りたい方は下記サイトへどうぞ。
地盤.jp
HySPEEDハイスピード工法
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