土地・保険・引越し・家具など【リンク集】住宅関連 チェック

表銀座縦走① 中房から燕山荘まで


北アルプス表銀座縦走 燕山荘から大天井岳へ向かう一行を見つめる山荘前にある山男の像
燕山荘から大天井岳へ向かう一行を見つめる山男の像

予定より1時間半遅れて美濃インターに集合。東海環状道を土岐方面へ快調に車を飛ばす。途中、恵那山トンネルを越えたあたりで故障車あり渋滞5分の表示。中央道に合流すると、渋滞が10分にのびる。ちょっとやな感じと思いながら、中津川インター手前までくると、「ここで出ろ」の表示とパトカー。事故なら通行止めはわかるけど、故障車で通行止めになるのかな?とパトカーの人に聞こうとパトカー前に駐車。状況を教えてもらおうと、声を掛けるけど何も応えてくれない。
高速を出る車はほとんどなく、インター通過する車が勢いよく通り過ぎていく。どうしよう、とみんなで相談。
恵那山トンネルを回避したこともなかったし、故障車の表示だったので、そんなひどいことはないだろうと、そのまま高速を走ることを選択。
勢いよく走っていくと、前の車が減速。ハザード、チカチカ。車は完全に停止。
運転席の僕と、助手席の玉木さん以外の後部座席の3人は車の中で就寝。いつ動き出すかわからないので、寝ることも出来ず。座ったままも辛かったので、車から外に出て前の様子を伺うも、動く様子なし。
玉木さんに、同じ場所でタイヤがバーストしたことがあって、その時の予定が狂ったという話をきく。嫌な予感を感じつつもただ再び動き出すことに期待する。
1時間以上過ぎた頃、反対車線を1台のパトカーが「まもなく動きます」というような言葉をアナウンスしながら通過。
喜んで待機するも、なかなか動かない。道のカーブの加減と前の大型トラックで運転席側からは前方の様子がわからない、その時、藤岡さんから前が動き出したとの言葉。ようやく車を発進できると期待するも、なかなか動き出さない。走行車線と追い越し車線の両方の車の運転手が寝ているらしく、動かないらしい。前の運転手がクラクションを鳴らしても動かない。ついには運転手がトラックを降りて声をかけに行く。
ようやく車が動き出し、車を走らせると、ところどころに停止した大型トラック。動き出した勢いで結構なスピードでトラックを交わしていく。
恵那山トンネルを通過して、長野に入ると雨が強くなり、前方がほとんど見えない。風が無いのが幸い。初日の天気に不安を感じつつも、早く仮眠したいと思い、車を飛ばした。
駒ヶ根SAで島さんに運転を代わってもらい。僕も仮眠。
とりあえずの目的地のタクシー会社に到着。車はここに置いて、最終日に沢渡に回送してもらう。仮眠もできるということで、早く到着してたっぷり仮眠させてもらう予定だったが、予定より時間が遅れているのでそうはいかなくなった。出発時間を少し遅らせて仮眠時間を稼ぐことにする。
約2時間の仮眠。タクシーに乗っていざ出発と乗り込んで、どこかコンビニによって下さい、と言うと。ほとんど走ってないままコンビニにタクシーが吸い寄せられる。みんな、あれっという表情。これから何時間も歩こうとしている人間が、歩いてすぐのコンビ二まで
タクシーを利用してしまった。
雨も上がり、これから晴れに向かう感じ。
燕岳の登山口、中房に到着。コンビニで買った朝食を食べつつ準備。藤岡さんは青い帽子に青いシャツ、青いザックに青系ストック。好きな色は何ですか?と誰も聞く必要のない青武装。そんな藤岡さんが突然、
「チュウチュウ、チュウチュウ」
を連呼。なんの事かと思ったら、ハイドレーション(袋に入った水をホースを使って吸い込んで、いつでも飲めるようにしたもの)のことだった。そんな藤岡さんのハイドレーションを確認するとザックの一番外側にセットされている。島さんと一番内側にセットしなおす。
玉木さんが日焼け止めを塗っていないので、大丈夫ですか、と声を掛けるも、日焼けしてもすぐ治る、との返事なのでそのまま。
出発前の記念撮影を済まし、6時半、出発。
玉木さんと藤岡さんと燕山荘へ行くのは、昨年の9月に登った以来2回目。その時、藤岡さんは初の本格登山だった。その前の経験も金華山をたった1回登っただけ。コースタイムの約倍近くを掛けて、ゆっくりゆっくり登った。
今回は燕山荘を通過して、大天井岳を目指すロングコース。ちょっと心配。
第一ベンチに到着。コースタイムよりちょっと早い。
第二、第三、富士見ベンチと通過、途中1人の登山者からみんなに塩飴や塩キャラメルをいただいた。突然もらってびっくりしたけど、とてもおいしくて、感謝。
その後、合戦小屋にコースタイム通りに到着した。
藤岡さんも昨年より成長してて、ちょっと安心。
合戦小屋では、スイカを食べてお茶を飲んでまったり。梅雨の中の平日で登山者もまばら、いい登山日和。
合戦小屋を過ぎて、天気もどんどん回復。陽射しも強く感じる。
足を進めると、燕山荘がガスから姿を出したり隠れたり、「おー」の喜びの声。あと少し。
稜線に出ると、すっかりガスは晴れ、最高の景色が広がった。9月に登ったときとは違う、山肌に残った雪。そして雨上がりの澄んだ青空。北アルプス三大急登を登りきった最高のご褒美だった。


北アルプス表銀座縦走 燕山荘前
燕山荘で最高の景色だったのにこの写真しか撮ってなかった。

動画は、手ブレ機能をオンにしたら画角が狭くなってイマイチになってしまいました。稜線に出るときの動画もカメラが変な方を向いてしまって、残念な状態。そもそも手ブレ機能が働いてるのかわからないブレブレ画像がほとんど。youtubeの手ブレ除去機能を使ってとりあえずなんとかなった感じ。


つづきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

13 + eleven =

wp-puzzle.com logo
目次