砕石パイルの地盤改良 ハイスピード工法

ハイスピード工法(HySPEED)

「六条の家」の地盤改良工事がはじまりました。

「六条の家」は田んぼを造成した土地になります。
今回は工務店が指定のため、工務店に工事費に含めて地盤調査をお願いしました。
判定は、微妙な判定。
長期の圧密沈下量は基準値以下でしたが、改良工事をしない場合、保証はありません。

お客さんと相談して、改めて地盤ネットさんで地盤調査することにしました。
地盤ネットさんは改良工事の必要のない場合も、保証を付けることができます。

調査の結果。改良工事必要の判定となりました。
「地盤改良工事が必要と言われた物件の約62%は不要」とホームページにもあがっているので、微妙な判定であれば、不要になることを期待しましたが、必要となりました。

地盤ネットさんに改良の見積を出してもらうと、結構な金額になりました。
木造のベタ基礎の場合、地盤補強の範囲が広くなり、田んぼなどの軟弱地盤だと、支持層が深くどうしても高くなります。

他社にも見積もってもらうことにしました。

・柱状改良
・MS工法
・エコジオ工法
・ハイスピード工法

今回は金額と保証期間、営業さんアピールによってハイスピード工法を採用することになりました。
意外だったのが、砕石パイル工法のエコジオ工法とハイスピード工法が柱状改良より高くなると思ったのですが、どちらもかなりお値打ちでした。

砕石パイルのメリットもあり、お客さんにとってもいい形になりました。

ハイスピード工法(HySPEED)
深く開けられた穴。ここに砕石をいれます。

以前書いたハイスピード工法のメリット(掲載当時)を掲載しておきます。

HySPEED工法のメリット

①土壌汚染、地下水汚染の心配がありません。(環境に配慮した工法)

 通常のセメント系硬化剤を使用した場合、六価クロム等が発生する可能性があります。

②土地評価の下落がありません。

 あまり考えたくありませんが、家を取り壊すことになった場合、更地にするには地中に埋まった物も撤去しなければいけません。通常の柱状改良だと、施工費以上に撤去費用(約100万円/25坪程度)が必要ななります。
ハイスピード工法は、産廃扱いにならないために、撤去の必要がありません。

③唯一の液状化防止工法

ハイスピード工法:Q&A

Q 通常の地盤改良に比べ、地震に強いですか?

 セメント系の柱状改良ですとせん断力がかかる部分は折れる可能性があります。
HySPEED工法の場合は地盤そのものを強くし、地震の揺れによる共振を和らげる効果があります。
又、地盤に揺れに対し柔軟に対応し、たわむイメージです。

Q 柱状改良と比べて価格は何倍くらいですか?

 物件によって様々ですが、柱状改良と比べほぼ同レベルか、高くても5%~10%の範囲と思います。
物件によっては、杭長が短くなり、柱状よりコストが下がる事もあります。

Q 保証は付くのですか?

 施工後、現地での平板載荷試験を実施し、大手地盤保証会社の20年保証が付きます。

Q 平屋を建てた後に、解体して2階建てを建てることは可能ですか?
OKの場合、耐力不足の時は追加することはできますか?

 通常木造平屋でも設計荷重20KN/㎡で設計しますので、木造2F建てなら(同じ20KN/㎡)砕石パイルは又使えます。
基礎の配置が変われば足らない場所は増し打ちが必要です。
設計荷重が30KN/㎡、50KN/㎡になった場合は、再設計の必要があります。(以前の杭も考慮しての設計になります)

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